FXのシステムトレードの種類

ロジックを公開するオープン型と非公開にするクロペズ型に大別

ほとんどの投資家はチャートをもとに、あるいは新聞やテレビなどで発表される経済指標やニュースを参考に「裁量トレード」を行っている。しかし、この裁量トレードが時には投資家の足を引っ張ることがある。

 

情報や感覚頼りの裁量トレードは、結局のところ個人的主観という感情によってポジションを建てることになるからだ。見通しの難しい局面で"恐怖"や"欲望"という感情にとらわれ、損切りや利食いの投資判断を狂わせてしまう投資家も多い。裁量トレードならではの人為的なブレをなくし、FXトレードの勝率を少しでも高めるため、注目されているのが「システムトレードjと呼ばれる取引手法だ。システムトレードとは、あらかじめ定められた売買ルールに従って機械的に取引していく仕組みのことで、主にシステムのロジックが公開されているオープン型と、非公開のクローズ型に分けられる。

 

システムトレ−ドのメリット

 

機械的な取引によって「恐怖」「欲望」という感情を排除する。
リーズナブルな価格でプロのトレーダーと同じ取引ができる

 

システムトレ−ドのデメリット

 

急激な相場変動に対応しにくい・さまざまなタイプのシステムの中から 選ばなければならない。
システムによって得意な局面と不得意な局面がある。

自分でプログラムを作成しないで済む『トラリピ』

このうちオープン型のシステムの代表格には、MetaQuotes Software社が開発した高機能トレーディングシステムFメタトレーダー4」が挙げられる。メタトレーダー4には高性能チャート分析機能だけでなく、独自の売買ルールをプログラム化する機能が搭載され、世界各地に利用者がいる。多くのトレーダーから支持されているメタトレーダー4だが、自分で自動売買プログラムを作成しなければならす、ある程度のプログラミング技術を持っていなければならない。FXトレードに関する知識に加えて、プログラミングのノウハウも兼ね備えてなければならないメタトレーダー4は、両方の条件をクリアした人ならまだしも、一般的な個人投資家には少々ハードルが高いといえる。

 

自分で自動売買プログラムを作成しなくとも、新規注文と決済注文を一度に出すことができる「イフダン注文」や、指値と逆指値の注文を同時に出すことができる「○○○注文」などの既存の注文機能で事足りる投資家も多いことだろう。ただし、こうした注文を細分化したトレードは手間がかかるうえに、その効果にも疑問が残る。

 

そこでシステムトレードではなく、既存の注文機能の応用形として開発された自動発注機能かおる。そのひとつがマネースクウェア・ジャパンが顧客向けに提供しているFトラップリピートイフダン(通称トラリピ)」だ。 トラリピとは複数の指値を一括して発注できる「トラップ」機能と、同じ注文を自動で繰り返す「リピート」機能、

 

そして「イフダン」を組み合わせた自動発注機能のことで、同社代表取締役社長の山本久敏氏が魚釣りをヒントに生み出したという。「1匹の大物狙いでいくより、たくさんの針をつけて小さな魚をたくさん、しかも繰り返し釣った方が成果は大きいという至極単純な理屈でひらめいたそうです。FXでも底値で買って、天丼で売るのは理想ですが、トレント相場は意外に少ない。むしろレンジ相場に有効な『トラップ』『リピート』『イフダン』を仕掛けて、自動的に少額ずつ稼いでいくことで、トレント相場で収益を上げる以上の利益を積み上げる事ができる可能性があります」と「トラリピ」の誕生の裏側を明かす。

 

 

独議会が欧州金融安定基金(EFSF)の機能拡充法案を可決したことにより、一先ずギリシャ不安は和らいだ格好となり、堅調なスタートが期待される。また、9月期末となることからドレッシング買いに対する期待感も下支えとなるだろう。また、日銀による為替介入への思惑もくすぶっている状況である。欧州債務問題への根強い不安感や中国の景気減速懸念などがくすぶるものの、FXでは売り込まれていたユーロや輸出関連など景気敏感セクターに対する日本株の買戻しが意識されそうである。